信濃と越後の境に位置する日本百名山の一つである「雨飾山」の麓に ブナ林に囲まれて鎌の形をした周囲２ｋｍほどの小さな池があり春の残雪とブナの芽吹きのコントラスト、 秋の湖面を染める紅葉の美しさが素晴しいと聞き行ってきました。 その直ぐ近くには弘治元年(1555)武田の家臣岡田甚一郎により発見され、 以来450年にわたり「現夢の湯」と称される名湯「小谷温泉」があります。 小谷温泉の湯はドイツで開催された温泉博覧会に、 日本を代表する四大温泉（別府、登別、草津、小谷）の一つとして内務省特選で出泉されたそうです。 信玄の隠し湯というのは沢山ありますが「小谷温泉」がこれほどの名湯とは初めてしりました。 信玄と謙信の長い戦いの間に多くの武将の傷を癒した様子が偲ばれます。 今回は時間が無くブナ林に囲まれた「露天風呂」に入れなかったのが悔やまれますが 今度は是非新緑の頃に訪ねゆっくりしたいものです。 「長岡」ナンバーの車が目立ちましたので越後に近いのだなと実感しました。 39枚の写真でスライドショーをつくりましたのでお楽しみいただけたら幸いです。 (2007.11.04　dora記)